トータルヘルスプログラムが
提案する北欧型予防とは
予防とは患者さんの歯を削ったり、詰めたり、被せたりしている一般の歯科医療ではなく、歯を守っていく医療の事ですが、スウェーデンでは1974年に国庫予算の2/3を使い、歯科医療を予防にシフトさせました。そして25年後の1999年には、義歯の人口がほぼゼロになり、80歳で25本以上の平均残存歯数を確保し、さらには老人ホームも必要なくなり、要介助状態の方が劇的に少なくなったのです。つまりスウェーデンでは予防歯科実施により一人当たりの医療費の伸びを大きく削減できたのです。その効果は生涯の医療費に対して一人当たり2000万円以上と言われるくらい医療費を削減でき、一人当たり年に25万円以上の医療費の削減達成となりました。繰り返しますが、残存歯数の増加による効果として、要介助状態もゼロになったのです。つまり歯科医療の価値は口腔内に留まらず、無限大であると言えます。
日本では現在、要介助状態を一人作ると年に590万円程度かかると言われますから納得する数字だと思います。20年以上、要介助状態になるとかかる費用はなんと8400万円。北欧での予防歯科を日本の全国民が行うと…25年後には、国民一人当たり年20万円以上の膨大な予算が削減できる様になるのです。今まで日本にこれほど確実で、未来を予測する医療費削減は無かったのではないでしょうか?スウェーデンは、1974年に歯科医師のほとんどに歯を削る道具すら持たないように教育し、守る教育を行ったのです。その結果25年後以降の現在、スウェーデンではインプラントもほとんど必要なくなったのです。
国が国民を守る
北欧の予防の取り入れ
北欧における予防とは国が国民を守り、国民が国を守る医療の事であり、個人の歯科医師が行えるほど、安易なものでは無いと言えます。個人が行っても、日本人の気質に予防の概念が無いため、運営はとても大変になります。また、日本政府の現状の制度をみると、現場の歯科医療従事者が行動を起こさない事には始まらないことも事実です。予防は国が行って初めて効果を最大に発揮します。対象が全国民であるからです。国を動かすには、国民の歯科医療に対する尊敬と信頼が必要なのです。現場から予防を広げ、国民に新しい歯科医療のあり方を示すべきではないでしょうか?歯科医療の大切さ、予防の大切さは分かるが、費用がかかりすぎるという意見が、国民からは多いのですが、入院患者の死因の第一位である肺炎が、口腔内に存在する細菌を徹底的に歯科衛生士がコントロールすると、ほとんどゼロになるというデータも日本の大学病院から発表されています。一般的に歯科予防にかかる費用は年間、国民平均たった4万円から8万円です。(美容院よりも安価)1年間に行われる予防回数は年に4回から6回で予防は行う項目がほぼ決まっていますから医院での時間の管理も容易になります。今までの治療の様に2時間待って5分という治療では無いのです。
THP-トータルヘルスプログラム-
による予防の実現
自分自身では口の中をすみずみまできれいにする事が絶対にできていないから、今まで多くの破壊的治療が必要とされ行われてきたのです。生活習慣としての予防の導入においては歯ブラシや専用器具を用いて衛生士に予防管理してもらう、たったそれだけで、25年予防を国民に対して行うと、総医療費を激減させる事ができるのです。予防歯科医療は我々の国の未来を大きく救うことになります。この問題を解決する上で、トータルヘルスプログラムが提案するトータルヘルスプログラムを軸にした予防の実現です。スタッフと共に、患者さんと幸せな関係の毎日を過ごし、予防から生まれる笑顔で絶えない医院を育成する手助けをし、子供達にも生涯を通じて、カリエス(虫歯)に悩まない人生と共に、元気な未来を提供できる様にする。トータルヘルスプログラムは医療のその次を考え、未来のためへの歯科医療が実践できる社会をサポートしていきます。
THP~トータルヘルスプログラムを受診するまでの流れ~
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